AWDLP210-002
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桃井富範個人のページ
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 再生生殖医療を巡る思考と思想の遍歴
 私の再生生殖医療への興味の萌芽はカトリック系幼稚園の頃女性であるシスターは閉経して生殖能力を失ってしまうのに男性である神父は生殖能力を失わないことへの不公平感と哀れみから生じた。

 始原生殖細胞の正確なDATAを収集し正しい分析を行い再生生殖医術の未来を検討する。


参考文献/サイト

専門書
「再生医療叢書幹細胞」日本再生医療学会監修/山中伸弥・中内啓光編朝倉書店
小生が訓練から学んだ事は基礎さえしっかりと叩き込んでおけば応用は簡単に修得出来るということです。この一冊に幹細胞の基礎が凝縮されています必携の一冊。

「幹細胞クローン研究プロトコール」中辻憲夫編羊土社
幹細胞実験の手引が丁寧に記述掲載されている研究を志す者必携の一冊。核移植のプロトコルも掲載されている。

Inducgion of Pluripotent Stem Cells from Mouse Embryonic and Adult Fibloblast Cultures by Defined Factors
Kazutoshi Takahashi
Shinya Yamanaka

小倉淳郎氏『生殖細胞の発生と胚発生能について』

斎藤通紀氏中木文雄氏らの研究グループが不妊マウスで精子を生成することに成功しています。

イスラエルと英国の共同研究チームが、試験管内でヒトの皮膚細胞から精子と卵の前駆細胞を高効率で作り出すことに成功しました。

林克彦氏論文『哺乳類の始原生殖細胞研究の最前線』

斉藤通紀氏『生殖細胞の謎に迫る』

Induction of Pluripotent Stem Cells from Mouse Embryonic and Adult Fibroblast Cultures by Defined Factors 高橋和利氏 山中伸弥氏の西川伸一氏対訳を入手したので簡単な要約を掲載する。
I SacrificeMmyself to Διανεμητικὸν Δίκαιον
文責諸氏と桃井富範

要旨...
iPS細胞は分化細胞の核Nuclear of Differentiated Cellsを4つの因子Oct3/4,Sox2,c-Myc,Klf4で卵母細胞乃至ES細胞へ転移融合Transfer Fusionして細胞核転移融合リプログラミング化マルチポテンシャル細胞を作成する技術である。

方法的懐疑=桃井
遺伝的同一性という点を考えると卵母細胞乃至ES細胞へ核を、少なくとも全遺伝子を転移しなければいけないはずだが簡単に読んだ限りだと論文で核転移について論じている箇所が存在しないようである。どうやら分化細胞の核を直接細胞核移植を行っているようでもないし卵母細胞あるいはES細胞と融合するなら卵母細胞およびES細胞に遺伝子が存在しなければ遺伝的同一性が維持できないであろう。かといって分化細胞が4因子と卵母細胞あるいはES細胞によってリプログラミング化マルチポテンシャル細胞へ変化しているというわけでもなさそうである。桃井は基の分化細胞とiPS細胞に完全な遺伝子的同一性が存在すると思っていたのだがなにかがおかしい。
だが分化細胞と卵母細胞乃至ES細胞との間に子孫を残しているということが出来るのかもしれない。
特殊変異卵子体細胞接合子である。
間をとっているのかもしれない。
だがクローン技術では細胞の核を卵子へ移植する核移植が存在している。
卵子の多くは受精されずに月経で失われているのだからそこからクローンを作り始原生殖細胞へ誘導することが可能かもしれない。
iPSCellはその時メチル化やアセチル化によって変異が起こる事を抑止するための生殖補助医療と考えるのが賢明なのかもしれない。
と、思いついたのだが卵母細胞精原細胞へ核を移植することに成功すれば不妊治療としては十分であるまいか。で、移植の拒絶反応を防ぐ為iPSCellの技術を用いればいいというだけだと思ったのだが卵核植細胞は初潮から閉経の月齢に有る女性が供給するので問題ないが精子は精原細胞から精子に至るまで複雑な事情が在るので生成出来ていない。理論上異性間で子をもうけることは可能かもしれないがXY染色体の違いを解消して男性から卵子を生成する方法が未だ提示されていないし女性同士だと無理である。
核移植を研究する事にする。

iPS細胞はどうやら通常細胞からよりPureな受精直後状態(これをどうやら始原生殖細胞と呼称しているらしい)へ遺伝子を組み換える技術だという事です。
生殖細胞への遺伝子分化
ヒトの生殖細胞の遺伝子を公表している在りがたいサイトがありましたので掲載します。
Santa Cruz Biotechnology, Inc.の精度の高い染色体データベースが存在しましたので掲載します。

細胞の生殖細胞分化時矛盾が生じる。人の生殖細胞は卵子精子から採取するが女性には閉経が存在する。
調査研究する。

林克彦氏斉藤通紀氏らの研究グループがマウスで精子卵子を生成し体外受精することに成功しています。

マウスで行えた検証が人体で不可能だったという例などほぼ存在しないのでこの成功を以てして人類が生殖細胞の生成をおこないうるだろうとほぼ断言出来る。

論文Offspring from Oocytes Derived from in Vitro Primordial Germ Cell–like Cells in MiceTranslationを掲載しました。

論文Offspring from Oocytes Derived from in Vitro Primordial Germ Cell–like Cells in MiceSupplementary Materials掲載しました。


しかしながらiPS細胞からの卵子生成にいささかのあやふやな感覚と頼りなさを覚えたので自ら閉経女性の生殖医療を模索し始める。

女=XX
男=XY
受精=X×XorY=XXorXY
XX/2×XY/2inEgg=XXorXYを研究する。


研究結果
除核した卵子に体細胞核を移植しクローンを生成してクローンから始原生殖細胞を抽出し始原生殖細胞から精子卵子を生成して体外受精を行うと閉経した女性も出産を行う事が出来ます。

 Offspring from Oocytes Derived from in Vitro Primordial Germ Cell–like Cells in MiceのTranslation一応行いました。これから校正訂正を行いますが、少なくともマウスで卵から培成して子児を生成する技術の検証を出来ました。
 更にヒトでの対外培成の検証とIn Vitroでの卵子生成を検証します。
鍵は核移植した卵でそれが出来るかです。
 確率も上昇させていかなければいけないですがそれは日本が得意としています。
 総して閉経した女性が卵子を生成し体外受精で子孫を生む技術出来ます。


HRT(女性ホルモン補充療法)
 閉経の原因は女性ホルモンの減少なのでHRTで閉経を遅らせる事が出来る。


閉経した女性が妊娠を行う技術

除核した卵子に体細胞核を移植しクローンを生成する。
 Nuclear Transferの技術で既に行えるが検証する。

クローンから始原生殖細胞を抽出する。
 胚日10を過ぎた胎胚から資源生殖細胞を抽出するだけなので医療技術としてはそれほど難しくないだろうが胚日10以上経過した胎胚を卵子を生成する道具にしていいのか生命じゃないかという議論が生じるだろうが一人の人格ある女性の卵子とクローンを比べる他あるまい。
 クローンを承認する事は人間進化を否定する事になり無理であり、一人の人格ある女性が卵子を生成し生まれ変わるという事。
 無限の価値がある。

 高い確率でESCellからPGCsを生成する技術が開発されるなどよりセーフティな策を行えそうである。

始原生殖細胞から卵子を生成する。
 Offspring from Oocytes Derived from in Vitro Primordial Germ Cell–like Cells in Miceで実証出来たが更なる検証を行う。

体外受精を行う。
 既に技術が確立している。


閉経した女性が子児を得る為の3の確率関門
1閉経した女性のクローンを生成する。
2クローンからES細胞、始原生殖細胞を抽出し卵子を生成する。
3体外受精(IVF)を行い子児を得る。
1の成功確率×2の成功確率×3の成功確率=閉経した女性が子児を得る確率であるが今の技術だと数パーセントにも満たないだろう。この確率を少なくとも60%から70%へ上げる事が枢必であろう。

Embryo development after successful somatic cell nuclear transfer to in vitro matured human germinal vesicle oocytes
B. Heindryckx. P. De Sutter. J. Gerris. M. Dhont. J Van der Elst
「核移植(NT)に拠る人類の生殖進化」

私が考えていたのと同じ発想の先行研究が存在したが翻訳していくとなんともいかがわしかったので中断した。

iPS細胞から卵子を生成する事に林克彦氏らが成功していた。

この技術を人間に応用しどの医術者でも卵子を生成し体外受精することが出来れば生殖医療革命となるであろう。

閉経と言う現象が存在するので不妊再生医療テーマが女性の事へと振れてしまっているが男性の不妊治療について精子形成に重要な遺伝子がマウスで機能解明されるなど遺伝子レベルで研究が為されているのも実に頼もしい。

林克彦氏らの研究グループが雌マウスの尻尾由来のiPS細胞から卵子を生成し子児を得た研究論文「Reconstitution in vitro of the entire cycle of the mouse female germ line」の素晴らしい要約が存在しましたので掲載致します。この論文を理解する為こちらの要約だけで十分かとも思いますがほぼ完全に忠実な翻訳を行うべく微力を尽くして参りたいと思います。

目下翻訳しているが一身上の都合により休んでいます。再開を待たれたし。

一刻も早く卵子生成技術のヒトへの治験再生医療のロードマップを策定し実行すべきであると思います。


キリスト教や仏教の宗教制度で貴い地位に在る神父僧らが子孫を残さないのは子孫を残せずに亡くなってしまった不幸な人々へのSacrificeで在り治安を維持する効果を認めるが生産性が無いので宗教は存続して問題が無いが子孫を残さない宗教制度は不妊女性の生殖医療を以て終焉すべきである。

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