桃井箴言集(?) 本文へジャンプ

・人生、それは幼少時に得た天啓を確信する過程である。
・自分を肯定するという技術は必要だ。
・ 行なわずに後悔するものの数は無数である。行なって後悔するものは例外である。
・ 今や我々は人格において自己肯定と他者肯定のベクトルへの空間的な広がりを意識し、志向すべきである。
・ 善と悪は矛盾対立するものではない。意識が自己をも他者をも否定したとき,悪と定義づけられ,自己をも他者をも肯定出来たときに善と定義づけられるような感情を味わう事が出来るのである。
・ 世界はあるがままに世界である。と同時に自己知覚内においてまた世界が形成されている。
・ 勝利は敗北の序曲である
・ 目標は存在する、しかし目標と自己が完全に一致することはない。ゆえに自己はすべからくパロディー化する
・ 常に標的よりも目標は高く遠くあらねばならない
・ モチベーションを維持し、創造することはもっとも困難な事柄のうちの一つである。
・ 理想と現実は常に異なることを自覚し、現実を受け入れ理想を追求せよ
・ 最良の芸術は、時に理想とはなりうるが現実となることはほとんどないものである
・ 必要なのは全ての要素,そして何よりも謙虚と反省
・ 苦悩とは、人間の最も高貴な遊戯である
・ 宗教は生の苦しみの根本を生そのものに還元するのである。
・ 真・善は理解の外にある。ただ美だけが認識しうる。
・ 現代資本主義社会において、金がないということは不幸ですらない。それはもはや悪である
・ 男は世界を支配し、世界は女を支配する。そして女は男を支配する
・ 聖書に曰く「人はパンのみにて生きるにあらず」、桃井補足「人はワインによっても生きる」
・ 人間は時として,退屈な天国よりも陽気な地獄を選択する
・ パラドックス 最も賢く生きようとする人間は,最も愚かにならざるを得ない。
・ 自身のイデオロギーに固執することで人類は悲劇を生み出してきた
・ 幸福とはすなわち、自分の不幸の選択権を得るということである
・ 不幸を謳歌出来るという幸福もあり、幸福を受け入れざるを得ない不幸もあるものだ
・ 書物によって勝利を得る事は難しいだろうが、しかし敗北の分析には役立つだろう。
・ 読書とは友を作るに等しい。孔子とは以前は仲が良かったが、少し離れてしまった。トルストイも嫌いではないが,親友にはなれそうもない。恐らくドストエフスキーが私の生涯の親友であろうし、その縁でバタイユとも知り合う事が出来た
・ 研究とは一種のスポーツであるが,選手生命が長い上に、多くの場合毒にも薬にもならないため,重宝されてしかるべきであろう
・ 一つの悩み 自己の平和を守れない人間が、いかにして世界の平和をまもれるというのだろうか
・ 懸命に生きている理由が,このままでは死ねないということ一つだけであるという事は,有り得る事である
・ 君は冬の後に春が訪れる事を知っているな。ならば忍耐せよ!
・ 平等は退屈な天国であるし,自由は楽しい地獄である。両者を同時に選択することは出来ない
・ 己の生物学的特質を常に自覚しつづける事。それに追随するか否かは,神の審級を経て考える事
・ 強さは臆病さに比例する
・ 人間をコーヒーと見立てるならば、苦悩と挫折は,最高のブレンドである
・ 人生は旅である。旅の恥は掻き捨てである。よって人生の恥は掻き捨てである。
・ おたがい夢を持っていますねという言葉は,解釈の次第では棲み分けをしようという提案であるにすぎない
・ 私のイデオロギーはイデオロギーを持たないということにある
・ 最も人間的であるとされる愛と言うものは、実は本能的欲求と脳内麻薬の現れに過ぎない
・ 自己悪の認知こそがあらゆるものの中で最も勝る人間の徳であり,知恵なのだ。
・ 神は許し給うと確信しつつも,人は許してくれないと実感するという事はままある話である
・ 生きるということは,生を焼き尽くしたいという衝動と常に戦い続けることである
・ 時として宗教はもっとも狡猾である
・ 過去が消せないがゆえに全ては悲劇化するが,酒は過去を消す、乃至は薄れさせる効果があるので,割合重宝がられるのである。
・ 理性とは昇華された利己主義に過ぎない
・ 向上しない限り堕落する
・ ダメじゃダメだ
・ 夢想せよ―レーニン,行動せよ―ゲーテ
・ キリストは自分の死を世界の善性と交換したのである―一種の社会学的理論
・以前は愛というものの本質は、女を巡る男の戦いだと思っていたが、最近は少し考え方が変わってきた。愛とは男と女の戦いだと思うようになってきたからである。
・いい女っていうのは、あれだね。引力を持ってるね。
・殊、性という問題に関しては、罪悪感を感じながら、強がって、体面を作ろうと精一杯空しい努力を続けている男と自然体の女とでは、やはり差があり、この点に関しては、いかに男が逆立ちしようと敵わない強さというものを女性が持っていると感じている。
・女に惚れると言うことは、女に運を握られるということで、男にとっては堪らない苦境だが、女というのはこの苦境に男を陥れる術に関してはもはや天才的である。
・人は、自らの運命を逃れようとして、自らの運命と遭遇する。
・一人として敵のいない人間は、同時に一人として味方がいない。
・人間は気の狂った猿である。
・真実はいつも決まって万人にとって不愉快極まりない。
・自分を信じられなくなると、誰も信じられなくなる。
・困ったら神に祈ろういないけど
・あらゆる職業人が職業病を持っているようだと気付いた。
・恋愛の法則
 とある異性が人生の目標と活力の源泉となる。
 その後あらゆる苦悩と苦難の原因となる。
・釈迦の言葉に四苦の一つとして生とある。自らが生きんと欲すれば他者を犠牲にせねばならぬ。これ生の苦也。
・歴史認識=何もかもが終わろうとしている?いや、何もかもが終わっている。
・僕は君がいなくてとても不幸だ,君がいたときと同じくらいに。

祖母の言葉
・女の命は33年と3月

アインシュタイン語録
・成功の法則 成功=仕事+遊び+沈黙

安藤厚教授
・ 女に逆らうな
・ 一人で遊べ
・ キリスト教では皆が罪だと言ったが,あれは言い方が悪い。みんな病気なんだ
・ 文学を学ぶという事は,一人での遊び方を学ぶという事だ。それはすなわち誰も傷つけないという事だ
・ 無事これ名馬

佐藤(北大ボクシング部監督)隆法
・ 人間はイヌ科の動物である。
・ 人間は二つに分ける事が出来る。ボケとツッコミである
・1.1の10乗=2.59(金言)
 この言葉は株式投資に精通した佐藤さんの言葉です。5パーセントから10パーセントの成長を日々続けていくだけで結果的には大きな財産を得ることができるのです。

村木(北大ボクシング部)圭一
・ 俺はホモソーシャルのヘテロセクシャルですから
 本物の男には、何かしらホモ的な側面が混ざっているというのが世の習いです。

望月(哲男)教授
・ 人間の決断には,肯定的な理由と否定的な理由が存在する
・ 研究は,研究対象と自己との戦いである
・ 不自由だと思ったら直せばいいんです。
・ 僕,家庭内ホームレスです。

論語
・ 己の欲せざるところは人に施す事なかれ

ゲーテ
・ すべての人間らしい過ちを清い人間性が償う
・ 忍耐の花は苦い、しかしその果実は甘い
・ 制限なき活動は必ずや破綻する
・ 月桂冠は勝利というよりも,むしろ苦悩の象徴です
・ 自由には責任が伴う
・ 年齢とともに試練は高まる
・ 感覚が欺くのではない,判断が欺くのだ
・ つまるところ人間の幸福というものは,究めえるところは究めてしまい,そうでないものは静かに崇めることなのです
・ 有能な人間は外面から内面に向かって自己を教養する。
・ 若者は条理に背くと長い苦痛に陥る。老人は条理に背いてはならない。命が短いのだから。
・ 忘恩は最大の悪徳である。有能であった人間が忘恩の徒であったためしはない。
・内面のものを求める者は常に偉大で富んでいる。

アリストテレス
・ 最も不幸なものが最も機知に富む

洪自誠『菜根譚』
・多情の女は物狂いの果てに尼になり、のぼせやすい男は思いつめて仏道にはいる。かくして神聖なる寺院が、いつもふしだらな女やよこしまな男共の集まる巣窟となる。

小林秀雄
・青年にとってはあらゆる思想が、単におのれの行動の口実にすぎぬ。

ヘラクレイトス
・万物は流転する

ハンス・グロース
・愛と憎しみは、まったく同じものである。ただ、前者は積極的であり、後者は消極的であるに過ぎない。

ラ・ロシュフコー
・愛したい思いを抑えるために自分の心に加える強制は、しばしば、愛するひとのつれなさよりも辛いものである。

バーナード・ラッセル
・幸福は現在もはや不可能事である

ショーペンハウアー
・幸福は自分の中に見つけるのは至難の業であるし、他のところで見つけるのは不可能である。

ベニー・グッドマン

・ 「失ったものを数えるな。残ったものを数えよ。」

ヒルティ
・ 「これまでに激しい苦悩も味わわず、自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆる打ち砕かれたことのない人間は何の役にも立たない。」

サミュエル・ジョンソン
・誰かの真似をして英雄・偉人になった物なぞ史上には一人もいない。

作者不詳
・目標に接近すればするほどに試練は高まる
・ 着手するということは半ば成功したも同様である
・ 女のみんなとは,3人のことである
・人を憎めば穴二つ
・ 女性は機会を強引に手に入れた男を許すことがあるが、機会を取り逃がした男を許すことはない。
・ もしも女がいなければ、男は神のようになっただろう
・ 細君に惚れてさえいれば家内安全

バーナード・ショウ
・「なるほど女はいかにも控えめに、おとなしく相手を待っているようである。が、それはクモが巣をはってハエのくるのをだまって待っているようなもので、もしハエがそれにひっかかってから、どうにかして逃げようとすれば、その時クモはもう黙って見てはいない。ハエに糸を巻きつけるのである。」

レオナルド・ダ・ヴィンチ
・ 「交接行為およびそれに用いられる器官はあまりにも醜悪なので、もし容貌の美しさとか、それに関わる者たちが装おう装身具、そして抑え難く迸る勢いがないとすれば、人間は自然界から失われることであろう。」

ウィトゲンシュタイン
・ 語りえぬ事は沈黙せねばならない

ジョルジュ・サンド
・ 小説が人生に似ているというよりも、人生のほうがもっとよく小説に似ている。
 このことについては、僕の現在の人生がなんとなくそのものを表現しているような気がします。

ニーチェ
・ 愛は善悪の彼岸に起こる
・ 善にも悪にも強いのが最強の力。

バタイユ
愛は文学なしですますことができる(ことによると愛に対する根強い不信の源には、文学があるということさえありえよう)

・ 死に至るまで生を称えること

ヒューム語録
・すべての国民と時代において、人間の行為のあいだには多大な一様性があり、人間の本性は、その諸原則においても作用の仕方においても、依然同じでありつづけているということが普遍的に認められる。同じ動機が同じ行為を産みだす。すなわち、同じ出来事が同じ原因に随伴する。野心、貪欲、自愛、虚栄心、友情、寛大さ、公共心、これらの情念はさまざまな程度にまざり合い、社会全体にいきわたって、世の始まりから、人間のあいだでいままで観察されてきた全ての行為と企ての源であったし、いまもなおそうなのである。あなたはギリシア人とローマ人の感情と性向、それに人生行路を知りたいと思われるか。それならフランス人と英国人の気質と行為をよく研究していただきたい。後者に関してあなたが行ったたいていの観察を前者に移し変えても、あなたはそんなにひどくまちがうわけがないのである。人間はあらゆる時間と場所においてほとんど同じなのだから、歴史は、この点で新しいこととか珍しいことをわれわれに何も教えはしないのである。

マーフィーの法則
・考え疲れた時点で結論となる

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