AWDLP210-002
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桃井富範個人のページ



デカルト座標に拠るクレッチマー分類概略


 性格分類は人をよく知ってその特徴を理解し、よりよい人生を歩む為の技術である。
 性格分類はそもそもギリシャ時代医学の祖であるヒポクラテスの血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の四体液説等から既に始まり数千年の変遷を経てクレッチマーの躁鬱質、癲癇質、分裂質にその答えをみいだし心理学や精神医学の基礎となった。
 しかしながらクレッチマーの性格分類も基礎的に用いるだけでは類型が少なすぎて多様な人間性格の実情の答えにならず論者はその答えになる性格分析を追求していた。
 すると人間性格を9種類に分類する実用性が高いがやや科学性に乏しいエニアグラムを参考にして分類に優れた肥満型に多い躁鬱質・筋骨型に多い癲癇質・細長型に多い分裂質のクレッチマー分類と弱気の神経質・中間性質偏執のパラノイア・勝ち気のヒステリーの病理性格分類をベクトル座標分類して統合解析した性格理論がエニアグラムの科学的分類法となりより類型の多い性格分類法に発展するという解となった。

 こうして分類に優れた躁鬱質・癲癇質・分裂質のクレッチマー分類と神経質・パラノイア・ヒステリーの病理性格分類をベクトル座標分類して統合し性格判断を作成した。性格分析の詳細における参考文献は主にデータベースの豊富な鈴木秀子氏のエニアグラムに関する著書を、性格と気質に関しては宮城音弥氏の著書『性格』。どちらも非常に優れた著作なので読本を推奨する。マトリックス作成のヒントを与えて下さった佐藤隆法氏に感謝の意を表する。研究が、いや全ての営みが先人の功績に依るところが多く今研究も『躁鬱質・癲癇質・分裂質のクレッチマー分類と神経質・パラノイア・ヒステリーの病理学分類をエニアグラムと統合しベクトル座標分類を行った性格分析理論』と称する。

性格分類とエニアグラム分類の性質

クレッチマー分類
○躁鬱質
 一般に肥満型に多く善良、温和であるが気分の浮き沈みが多く、愉快な時(躁)と落ち込む時(鬱)が交互に訪れるという特徴がある。 行為形式やコミュニケーションを主に感情で行う。


○癲癇質
 一般に中肉、筋骨型で保守と組織型の傾向があり一般に丁寧で義理堅いが時に激怒する傾向がある。行為形式やコミュニケーションを主に本能で行う。


○分裂質
 一般に痩せ形で繊細さと鈍感さ、熱狂と冷静など、文字通り性格に極端な両端が内在してスイッチのように頻繁に肯定感情と否定感情が変じる。行為形式やコミュニケーションを主に思考で行う。


 気質は躁鬱質と癲癇質と分裂質の性格保持の比率と程度により様々な形態に変化する。




病理性格分類
○神経質
 内向型で劣等感(不完全感情)が強く、おずおずとしていて強迫観念や恐怖症がある(弱気)。

○パラノイア
 中間性格で所属する組織に馴染んでいるが、それが極端になると自我が肥大して自身が所属する組織や自身の考えに執着し非社会型の反応を示す(偏執・標準)。

○ヒステリー
 外向型でアグレッシヴ、勝負事を好む傾向があり虚栄心が強い(強気)。

神経質・パラノイア・ヒステリー性格も性格保持の比率と程度により様々な性質を示す。

エニアグラム分類との関連
○癲癇 神経質タイプ=タイプ1完全でありたい人
 完全を志向し不完全に対する怒りを抱えている人でありながら、組織に忠実であり怒りを回避する人である。組織型であり怒りが特徴という点が癲癇質の気質を、不完全感情が神経質性格を示している。

○躁鬱パラノイアタイプ=タイプ2人の助けになりたい人
 情が深く人々の手助けをする人であり、相手によって幾つもの自分を演じ分ける人である。情が深いという特徴が躁鬱質の気質を、相手によって自分を変えられるという性質が中間性格であり順応型であるパラノイアの性格を示している。

○躁鬱 ヒステリータイプ=タイプ3成功を追い求める人
 成功するためにいかなる努力も惜しまず、その成功で得られる周囲からの評価や愛情を必要とする人。周囲との関係性を生き甲斐とする特徴が躁鬱質を、成功という外界での成果にこだわる特徴がヒステリー性格を示している。

○躁鬱 神経質タイプ=タイプ4特別な存在であろうとする人
 感性が豊かで思いやりがあるが自分の存在の矮小さを感じていて鬱の状態になりやすい人。感情での行為形式や鬱という状態が躁鬱質の気質を、自身の矮小さを感じる劣等感が神経質の性格を示す。

○分裂パラノイアタイプ=タイプ5知識を得て観察する人 
 知識を蓄えることを好み観察や分析を得意とするが人との交わりによそよそしさがある人。思考で行為を行う点が分裂質の気質を、外界から遠ざかり自身の思考に固執する点と内向外向における中間性質がパラノイアの性格を示す。

○ 分裂 神経質タイプ=タイプ6安全を求め慎重に行動する人
 安全を求めグループに忠実だが自身を保護する権力に対して恐怖と不信を同時に抱いている人。従順と抗いという思考における両極が分裂質の気質を、常に安全を求める恐怖心が神経質の性格を示す。

○分裂 ヒステリータイプ=タイプ7楽しさを求め計画する人 
 ポジティブで楽しい計画や語らいを好み周囲に好影響を与えるがやや利己型で苦しみを回避する人。談笑といった思考での交際を好む点が分裂質の気質を、快活な外向性質がヒステリーの性格を示す。

○癲癇 ヒステリータイプ=タイプ8強さを求め自己を主張する人
 正義の為に戦い、度量がありその強さで味方を守るが強さにこだわり敵だと体感した存在に対して非情な人。強さという本能での行為形式が癲癇質を、アグレッシブな外向性質がヒステリー性格を示す。

○癲癇パラノイアタイプ=タイプ9調和と平和を願う人
 平和主義者で懐が深く周囲に平和と安心の穏やかな環境を整えるが成り行き任せで融通の利かない人。習慣のままに行為する惰性の本能型行為形式が癲癇質の気質を、周囲と調和する組織型性質がパラノイアの性格を示す。

躁鬱質・癲癇質・分裂質のクレッチマー分類と神経質・パラノイア・ヒステリーの病理性格分類をベクトル座標で分類した際の重心が中心性格である。但し重心が癲癇質やパラノイアに存在しても癲癇質の比率が低い躁鬱質と分裂質の中間型、癲癇質の比率が低い神経質とヒステリーの中間型であるケースがあるのでその際は躁鬱質と分裂質、神経質とヒステリー性格を照しその中間性格と考えるのが妥当である。

性格の決定因子


 先ず躁鬱質・癲癇質・分裂質のいわゆる気質は体型との関連性が高い。そして体型は太りやすい(躁鬱質)、がっしりしている(癲癇質)、食べてもあまり太らない(分裂質)といった風にDNAによってある程度決められている。但しスポーツを続けることで癲癇気質、飽食小食を続けることで躁鬱気質や分裂気質に近づく。
 一方の神経質・パラノイア・ヒステリーのいわゆる外向・内向性格はコミュニティにおける役割によってより活発に変化すると思われる。
 神経や気を使う作業の際にはより神経質に、周囲との調和を求められる作業の際は中間性格(パラノイア)に、スポーツを行う際にはよりヒステリーにといった具合である。個々の基本性格は幼少、人間最初のコミュニティである家族において補完形成される(つまり家族の性格が自身の性格を決定づけるファクターとなる)と考えられるが
近年の脳科学研究ではこのような性格を決定づける器官が明らかにされつつあり、その器官が人によって生まれつき異なることからDNAによる影響も少なからず存在する。しかしながら総合して、

気質の決定因子=環境<遺伝
性格の決定因子=環境>遺伝

と言うことができるだろう。


自己性格を診断する(執筆途中)

 
さて、いよいよあなた自身の性格診断を行うとしよう。
 方法は簡単、60の質問に答えて簡単な計数をするだけでいい。

躁鬱質タイプチェック
・太り気味である、乃至太りやすい。
・感情の振幅があり愉快な時と憂鬱な時が交互に訪れる。
・人との交わりを好む。
・人道主義である。
・臨機応変な性格だ。
・好調と不調の差が極端である。
・人の価値を好き嫌いで判断する傾向がある。
・ルーティンワークが苦手だ。
・感情に流されやすい。
・連想思考や理論の統合が得意である。

癲癇質タイプチェック
・筋肉質でがっしりしている。
・礼儀正しいが時として激怒することがある。
・義理堅く正義感が強い。
・縄張り意識が強い。
・集団への所属意識が強い。
・本能に基づき行為する性格である。
・スポーツや旅行など肉体の冒険を好む。
・頑固で融通の利かない性格である。
・保守性格である。
・連想思考や論理思考に乏しいが持続力継続力がある。

分裂質タイプチェック
・痩せている、乃至食べてもあまり太らない。
・敏感と鈍感など矛盾した考えが内在している。
・スイッチのように考え方が極端に変化する傾向がある。
・人の言う善悪という概念があまり理解できない傾向がある。
・動作や表現においてややマシーナリーである。
・客観的であることを重んじる。
・分析や観察、論理思考が得意である。
・矛盾した意思伝達を行う傾向がある。
・思考型性格である。
・興味のあることなら久しく持続出来る。

神経質タイプチェック
・自己矮小感や劣等感がある。
・強迫観念に囚われやすい。
・恐怖心を感じやすい。
・繊細な性格である。
・何かと疑い深く被害妄想の傾向がある。
・くよくよしがちである。
・不完全感情がある。
・自尊心が低い。
・仕事などの役割で過剰より不足が問題となることがある。
・優柔不断の傾向がある。

パラノイアタイプチェック
・一つの考え方に執着する傾向がある。
・自己喪失を感じることがある。
・集中力と継続性に秀でるがその対象を取捨選択する能力が乏しい。
・周囲に流されやすい傾向がある。
・同じ事を続けるのが苦にならずむしろそれで安心する。
・自信家であり、自分が重要人物や選ばれた人間だと思い込む傾向がある。
・自我が強い。
・何かと執念深い。
・一つのことに手をつけるとブレーキが効かなくなる。
・自己中心型である。

ヒステリータイプチェック
・アグレッシヴな性格である。
・時々周囲に対して強く当たってしまうことがある。
・ライフスタイルやファッションで絢爛華美を好む。
・わがままで自分勝手な傾向がある。
・何かと虚勢を張ることがある。
・ちやほやされるとついその気になる。
・ポジティヴだがラフな性格である。
・仕事などの役割で不足より過剰が問題となることがある。
・オプティミスティックだが嫌なことがあったりするとすぐ憤慨する。
・勝ち気である。
  (質問の文章は宮城音弥氏著『性格』の性格調査票を照査し改変している)

 この60の質問に はい(10)・どちらでもない(5)・いいえ(0) まで10から0で応じ、図の各気質性格へと振り分け、気質×性格の計を各タイプへと記入して行こう。それがあなたの各気質性格タイプのパーセントとなる。



 さて重心だが気質だと躁鬱質のパーセント×1から分裂質のパーセント×−1を引いた数÷躁鬱質と癲癇質と分裂質のパーセントの計、性格だと躁鬱質のパーセント×1から分裂質のパーセント×−1を引いた数÷躁鬱質と癲癇質と分裂質のパーセントの計で得る事が出来る。その数が0.333・・・から1まであるなら気質躁鬱質、性格だとヒステリーに重心が存在し0.333・・・から−0.333・・・までであるなら気質だと癲癇質、性格だとパラノイアに重心が存在し−0.333・・・から−1までであるなら気質だと分裂質、性格だと神経質に重心が存在することになる。



 この性格診断の結果を正確に分類すると101×101×101×101×101×101の1兆615億2015万601存在する(つまりこの性格判断だけで人間性格の多彩さを証し得る)が、今機、気質で躁鬱癲癇分裂の比率がほぼ等しい、躁鬱、癲癇、分裂、躁鬱癲癇、躁鬱分裂、癲癇分裂の比率が高いの7、病理性格で神経質パラノイアヒステリーの比率がほぼ等しい、神経質、パラノイア、ヒステリー、神経質パラノイア、神経質ヒステリー、パラノイアヒステリーの比率が高いの7、7×7=49の性格分類を行うとする。

躁鬱神経質タイプ

性格分布


性格重心



躁鬱神経質タイプの性格の特徴
 躁鬱神経質タイプは感性が豊かで思いやりがあるが自分の存在の矮小さを感じていて鬱の状態になりやすい人。感情での行為形式や鬱という状態が躁鬱質の気質を、自身の矮小さを感じる劣等感が神経質の性格を示しいわゆるエニアグラムでいうところのタイプ4の性格を示す。

躁鬱パラノイアタイプ

性格分布

性格重心


躁鬱パラノイアタイプの性格の特徴
躁鬱パラノイアタイプの性格の人は情が深く人々の手助けをする人であり、相手によって幾つもの自分を演じ分ける人である。情が深いという特徴が躁鬱質の気質を、相手によって自分を変えられるという性質が中間性格であり順応型であるパラノイアの性格を示している。エニアグラムでいうところのタイプ2の性格に該当する。

躁鬱ヒステリータイプ

性格分布

性格重心

躁鬱ヒステリータイプの性格の特徴
成功するためにいかなる努力も惜しまず、その成功で得られる周囲からの評価や愛情を必要とする人。周囲との関係性を生き甲斐とする特徴が躁鬱質を、成功という外界での成果にこだわる特徴がヒステリー性格を示していてエニアグラムでいうところのタイプ3の性格に該当している。

躁鬱神経質パラノイアタイプ

性格分布

性格重心


躁鬱神経質ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱神経質ヒステリータイプの特徴
 躁鬱神経質タイプの特徴―感性が豊かで思いやりがあるが自分の存在の矮小さを感じていて鬱の状態になりやすい人。感情での行為形式や鬱という状態が躁鬱質の気質を、自身の矮小さを感じる劣等感が神経質の性格を示す―と躁鬱ヒステリータイプの特徴―成功するためにいかなる努力も惜しまず、その成功で得られる周囲からの評価や愛情を必要とする人。周囲との関係性を生き甲斐とする特徴が躁鬱質を、成功という外界での成果にこだわる特徴がヒステリー性格を示している―を併せ持っている。
 エニアグラムにタイプ4w3そしてタイプ3w4の概念が存在する。性格診断で神経質のパーセンテージが高かった人はタイプ4w3をヒステリーのパーセンテージが高かった人はタイプ3w4を参照されたい。

躁鬱パラノイアヒステリータイプ

性格分布

躁鬱パラノイアヒステリータイプの特徴
 躁鬱パラノイアタイプの特徴―情が深く人々の手助けをする人であり、相手によって幾つもの自分を演じ分ける人である。情が深いという特徴が躁鬱質の気質を、相手によって自分を変えられるという性質が中間性格であり順応型であるパラノイアの性格を示している―と躁鬱ヒステリータイプの特徴―成功するためにいかなる努力も惜しまず、その成功で得られる周囲からの評価や愛情を必要とする人。周囲との関係性を生き甲斐とする特徴が躁鬱質を、成功という外界での成果にこだわる特徴がヒステリー性格を示している―を併せ持っている。
 エニアグラムにタイプ2w3そしてタイプ3w2の概念が存在している。性格診断でパラノイアのパーセンテージが高かった人はタイプ2w3をヒステリーのパーセンテージが高かった人はタイプ3w2を参照されたい。

性格重心


性格分布


性格重心

癲癇神経質タイプ

性格分布


性格重心

癲癇神経質タイプの性格の特徴
 完全を志向し不完全に対する怒りを抱えている人でありながら、組織に忠実であり怒りを回避する人である。組織型であり怒りが特徴という点が癲癇質の気質を、不完全感情が神経質性格を示している。エニアグラムでいうところのタイプ1の性格に該当する。

癲癇パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

癲癇パラノイアタイプの性格の特徴
 平和主義者で懐が深く周囲に平和と安心の穏やかな環境を整えるが成り行き任せで融通の利かない人。習慣のままに行為する惰性の本能型行為形式が癲癇質の気質を、周囲と調和する組織型性質がパラノイアの性格を示す。エニアグラムでいうところのタイプ9の性格に該当するので参照されたい。

癲癇ヒステリータイプ

性格分布

性格重心


癲癇ヒステリータイプの性格の特徴
 正義の為に戦い、度量がありその強さで味方を守るが強さにこだわり敵だと体感した存在に対して非情な人。強さという本能での行為形式が癲癇質を、アグレッシブな外向性質がヒステリー性格を示す。エニアグラムのタイプ8に該当する。

癲癇神経質パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

癲癇神経質タイプの性格の特徴
 エニアグラムタイプ1の特徴―完全を志向し不完全に対する怒りを抱えている人でありながら、組織に忠実であり怒りを回避する人である。組織型であり怒りが特徴という点が癲癇質の気質を、不完全感情が神経質性格を示している―とエニアグラムタイプ9の特徴―平和主義者で懐が深く周囲に平和と安心の穏やかな環境を整えるが成り行き任せで融通の利かない人。習慣のままに行為する惰性の本能型行為形式が癲癇質の気質を、周囲と調和する組織型性質がパラノイアの性格を示す―を併せ持っている。
 エニアグラムにタイプ1W9あるいはタイプ9W1の概念が存在している。性格診断テストで神経質のパーセンテージが高かった人はタイプ1W9をパラノイアのパーセンテージが高かった人はタイプ9W1を参照されたい。

癲癇神経質ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

癲癇パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心


癲癇パラノイアヒステリータイプの特徴
 癲癇パラノイアタイプ―平和主義者で懐が深く周囲に平和と安心の穏やかな環境を整えるが成り行き任せで融通の利かない人。習慣のままに行為する惰性の本能型行為形式が癲癇質の気質を、周囲と調和する組織型性質がパラノイアの性格を示す―の特徴と癲癇ヒステリータイプ―正義の為に戦い、度量がありその強さで味方を守るが強さにこだわり敵だと体感した存在に対して非情な人。強さという本能での行為形式が癲癇質を、アグレッシブな外向性質がヒステリー性格を示す―の特徴を併せ持っている。エニアグラムにタイプ9w8そしてタイプ8w9の概念が存在する。性格診断でパラノイアのパーセンテージが高かった人はタイプ9w8をヒステリーのパーセンテージが高かった人はタイプ8w9を参照されたい。

癲癇神経質パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

分裂神経質タイプ

性格分布


性格重心

分裂神経質タイプの性格の特徴
 安全を求めグループに忠実だが自身を保護する権力に対して恐怖と不信を同時に抱いている人。従順と抗いという思考における両極が分裂質の気質を、常に安全を求める恐怖心が神経質の性格を示す。エニアグラムのタイプ6に該当する。


分裂パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

分裂パラノイアタイプの性格の特徴
 知識を蓄えることを好み観察や分析を得意とするが人との交わりによそよそしさがある人。思考で行為を行う点が分裂質の気質を、外界から遠ざかり自身の思考に固執する点と内向外向における中間性質がパラノイアの性格を示す。エニアグラムでいうところのタイプ5の性格に該当する。

分裂ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

分裂ヒステリータイプの性格の特徴
 ポジティブで楽しい計画や語らいを好み周囲に好影響を与えるがやや利己型で苦しみを回避する人。談笑といった思考での交際を好む点が分裂質の気質を、快活な外向性質がヒステリーの性格を示す。エニアグラムでいうところのタイプ7に該当する性格である。

分裂神経質パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

分裂神経質パラノイアタイプの特徴
 分裂神経質―安全を求めグループに忠実だが自身を保護する権力に対して恐怖と不信を同時に抱いている人。従順と抗いという思考における両極が分裂質の気質を、常に安全を求める恐怖心が神経質の性格を示す―の特徴と分裂パラノイア―知識を蓄えることを好み観察や分析を得意とするが人との交わりによそよそしさがある人。思考で行為を行う点が分裂質の気質を、外界から遠ざかり自身の思考に固執する点と内向外向における中間性質がパラノイアの性格を示す―の特徴を併せ持っている。
 エニアグラムにタイプ6w5そしてタイプ5w6の概念が存在する。性格診断で神経質のパーセンテージが高かった人はタイプ6w5をパラノイアのパーセンテージが高かった人はタイプ5w6を参照されたい。

分裂神経質ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

分裂パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

分裂神経質パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

分裂神経質パラノイアヒステリータイプの性格特徴例
 日頃お世話になっているヘルパーさんの手の空いた時に性格診断を行って頂くと分裂神経質パラノイアヒステリー性格であったので詳細を記す。
 性格診断の結果は躁鬱質癲癇質のポイントが30ポイントほどあったのに対して分裂質のみが突出して62と高い躁鬱質と癲癇質の特徴もある程度持ちあわせているが典型的な分裂質性格といえる。一方神経質パラノイアヒステリー性格の診断ではそれぞれが30ポイントから40ポイント程度と平均した性格だった。
 氏のプロフィールを述べていくとしよう。北海道の高校を卒業後東京の有名私立大学に入学するが何故か在学途中に美容師を志す。バブル期で一流企業にも就職は出来ただろうがそれに面白みを感じず美容師に魅力を感じたそうである。
 美容師となってからは仕事も順調で職場で奥様と出逢うなど順風満帆だったが手荒れなどの皮膚疾患にかかり美容師の仕事から遠ざかり体質改善の為親元に戻り親御さんのお仕事を手伝っている内に本業となり整備士のお仕事をされた。
 しかしながら頼まれると断れない性格で業界関連の役員や商工会議所の役員などをことごとく引き受けすぎてオーバーワークしすぎてしまい心身の不調に陥り病院に入院し静養して仕事や役職など肩の荷を降ろした。
 そして今美容師の仕事をされてる奥さんの手助けをしながら介護の仕事をされている。
 本人に自身の性格のよい点とよくない点をきいてみた。よい点はきちんとしていて几帳面なところであり人あたりがよく誰とでも付き合える性格であるという。
 よくないと思う点は人と距離を置きすぎてあまり深い付き合いが得意でないところ。考えすぎて優柔不断になる所。石橋を叩きすぎて壊してしまう性格。意外と気が短いところであるそうだ。
 ここで指摘しておきたいのは本人のよくないと思う点である。それぞれが分裂質性格の諸性格の特徴を示している。人と距離を置きすぎるのは分裂質パラノイアの性格特質であり石橋を叩きすぎて壊してしまう性格は分裂質神経質の特徴であり意外と気が短いというのは癲癇質ヒステリーにも当てはまるが分裂質ヒステリーにも当てはまる性格特質である。本人に述べていただいたよくない点に氏の性格の分裂質諸性格の本質がみてとれるのである。
 続いて躁鬱質癲癇質よりも分裂質のポイントが高かった事に関する本人の感想をきいてみた。
 するともともとは理系的な性格で高校で数学が難しかったから文系の経営学部に進んだがもともと文系的な性格ではなく理系的な考え方をしていたので性格とあってると思ったと回答をいただいた。
 もともとインドアな社交的じゃない性格だったので役員を引き受けすぎてオーバーワークしてしまった時代が大変だったと述懐した。
 分裂に性格的な偏りがあるが極端な偏りじゃないのである程度の社交性も存在しているのだと自己分析している。
 結びとなるが氏の生き甲斐であるのが一男一女のお子さんの成長であり特に息子さんのエリートコースともいえるような成長を見守るのが一番の人生の支えであるという。
 氏と氏の奥さん二人の御子さんの末永い幸せを祈ります。


躁鬱癲癇神経質タイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇神経質パラノイアタイプ

性格分布


躁鬱癲癇神経質ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇パラノイアヒステリータイプ

性格分布

性格重心

躁鬱癲癇神経質パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂神経質タイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂神経質タイプの性格
 私が作成した性格診断理論を用いて自身の性格診断を行おうと思います。自分の事なので客観性を失ってしまうかもしれませんがかなり掘り下げられると思います(自分の事なので若干口語的な文体となっています)。
 まず体型と関連する性格診断の結果から。
 極端なのが出ました。面白くなってまいりました発表します。
 躁鬱質(肥満型)ポイント91。我ながら高い。癲癇質ポイント13(筋肉質)。低い。なんだこの落差は。分裂質ポイント62(痩せ型)。ようやっとちょっと普通っぽい数値が出たといえるでしょうか。僕は親交性が高く陽気な気分と憂鬱な気分が交互に訪れる躁鬱質が強く客観的で観察的そして二律背反した考えを併せ持つ分裂型性格も持っているといえます。
 続いて神経質(弱気)パラノイア(中間性質・偏執)ヒステリー(強気)診断行きましょう。神経質95ポイント。相当な神経質です。ビビりです。パラノイア21ポイント。一つの事に異様に拘ってしまう偏執気質はほぼほぼ存在しないと言えるでしょう。ヒステリータイプ11ポイント。全く攻撃性ありませんね。気質は完全な神経質です。
 よって僕の性格は性格診断テストによると躁鬱質の強い極端な躁鬱分裂神経質性格、つまりは弱気で感情的になりやすく論理的思考をする性格だといえます。
 各ポイントの高低の理由について自己分析していきたいと思います。何か気づきがあるかもしれない。
 まず非常に高い躁鬱質ポイント91の分析から。理由の一つとして僕が北国の人間であると言う事。寒い国に住んでいる人間には躁鬱気質を持つ人が多い。クレッチマーの定説です。それから寒いせいもあったのかもしれませんが子供の時からとにかくインドアで本ばかり読んでいる活字中毒少年だったという事。まあこれは分裂質にも当てはまるかもしれませんが。体型的な点から言うと昔は親に半ば強制されて無理やり小学校で野球中学校ではサッカーを行っていたので(大学に入ってからは後述します)ある程度筋肉質でしたが食べる事があまり嫌いじゃなく特に見た目などを気にもしていなかったのでシーズンオフや高校生となって図書局に入ると急に太り始めてしまい人相が変化するほどの体重変化を昔はしていました。そして何より僕は情緒に富んでいたを通り過ぎて情緒が強すぎて自分の感情をうまくコントロール出来ていなかったそんな文学少年だったという事です。だからこそドストエフスキーの研究を志して文学部に入学したんだろうと思います。然しながら僕の性格はよく気難しい母方の祖父に似ていると言われていたので一言で言って遺伝的なところかと思います。
 続いて低い癲癇質ポイント13について。これも先天的要素なんでしょうかね。それでもこれについては僕の親も性格を矯正するのに相当頑張っていたんじゃないかと思います。インドアで活字中毒だった引き籠り少年を無理やり表に引っ張り出してスポーツをさせ小学校では3年生から野球部に入れてそこで野球漬けにさせました。最初の能力検査で左利きだったのと小学3年生でまともにキャッチボール出来る人材が少なかった中僕は小さな頃から親や近所のお兄ちゃんと野球をやっていたのでキャッチボールが出来たという理由でファーストになりました。左利きはピッチャーかファーストか外野手にしかなれんのです。スパルタな部活でしたがチームは強かった。4〜5年生の頃は一度も負けなかったはずです。ただし練習のし過ぎで膝の骨が成長変形を起こしました。これがなければあと数センチは背が高かったんじゃないかと思います。まあでもしかしながら小学校高学年の時に小さな市に住んでいましたが1500m走2年連続市内2位という記録を打ち立てる事が出来ました。これはいい思い出です。
 中学生の時はサッカーやってましたが反対に弱小でした。当時のサッカー部ってそれほどメジャーじゃなくて僕の通っていた中学校も小さかったのでサッカー部は部員がぎりぎり揃うか揃わないかといったところでレギュラー争いとかそういう問題じゃなかった。だから一年生からスタメンでしたけど試合は必ずボロ負けそんなのが三年間続いた。でもそれも今となってはほろ苦く甘い記憶です。
 高校は中学校までのスポーツ部に必ず入らなきゃいけないという決まりが嫌になっていたので反動で高校では図書局に入りました。それが本来の僕だったんでしょうな。しかしながら大学に入っていわゆる大学デビューというんでしょうか異性にもようやく目覚め始めて外面を気にするようになってとある事を始めるんですがこれが後程纏めて語ります。ともかく後天的に矯正するかのように努力したが癲癇気質は身につかなかった。これが答えなんでしょうな。
 続いて分裂質(痩せ型)ポイント62。これは半ば先天的半ば後天的な要因だと言えるでしょう。どういうことか説明するのは難しいですけど幼少期インドアで活字中毒だったとき我が家に何故かブリタニカ大百科事典という大きな図書館に貸し出し禁で置いてあるような大百科事典が置いてありました。後で聞いたところ父が数十万円という高値で買ったそうです。僕は最初は子供向けの百科事典を読んでいましたが小学校に入るか入らないかくらいからでしょうかブリタニカ百科事典を眺めて愉しむ様になりいつの間にかその百科事典にどっぷりと浸かっていました。このお陰で僕の論理的科学的思考の基礎が養われたと言ってもいい程で高校生くらいまでは全く勉強しなくてもいい成績を残す事が出来ました。ちなみに高校に入ってからは流石にブリタニカ大百科事典効果も小さくなってしまったのですがその時科学の先生に言われた言葉が今も頭にこびりついてます。それは「こういう奴いるんだよな。中学校くらいまでは何しなくてもいい成績とれるんだけど高校くらいから学校の授業についていけなくて落ちこぼれる奴」といった内容の言葉でした。それでも高校二年生の終盤くらいから学業に目覚め必死に受験勉強して北大文学部へ入学することは出来ましたが理系科目は苦労しました。ちなみにちょっと話題が逸れてしまいますがお父さんが高校の数学の先生をしているとても勉強の出来る幼馴染がいて後で聞いたところ小学校の時の算数の平均点がその幼馴染が100点で僕が99点でした。その幼馴染は北大医学部へ進み医者となって順風満帆な人生を送り一方僕は文学部へと進み人生迷い道を彷徨っている最中です。平均点一点の差はこれほどにも巨大なのかと驚かされます。
 さて続いて神経質(弱気)パラノイア(中間性質・偏執)ヒステリー(勝気)の性格の診断結果の分析を行おうと思います。
 僕は神経質ポイントが95ポイントと高くパラノイアヒステリーポイントは非常に少なかったのですが簡単に言ってしまえば非常に弱気な性格です。
 この結果の分析を行おうと思います。まず第一に親特に父親が非常に強権高圧的なヒステリー性の性格であったという事があげられます。父親はヒステリー性格の特徴である癇癪が酷くちょっとした事ですぐ怒鳴り散らしたり手を上げたりしていて僕は常に怯えて暮らしていました。それともう一つこれは僕の弱点なのですが僕は生活力があまりなく学校などでも普段の生活の一つ一つで先生や周囲から常にとやかく言われ続けていたという点があげられると思います。この二つの点から神経質の性格のみが醸成されパラノイアやヒステリーの性格が育たなかったんだろうと分析されます。
 しかしながら大学時代僕は自分の性格矯正に取り組んだ事があります。
 それはFaceBookでお世話になっている川島実氏らが取り組んでいたストイックなスポーツボクシングです。ひたすらに黙々と練習に打ち込み試合の為に減量を行い殴り合うというスポーツです。僕にアンバランスに多い躁鬱気質神経質性格のバランスをとり足りない癲癇気質やパラノイア性格ヒステリー性格を養うには持って来いのスポーツだったのではないでしょうか。
 僕はこのスポーツを大学生活での自己の堕落を改める為に奇妙な事かもしれませんが『殴られたくて』大学の部活で始めます。しかしながら一番最初の練習で当時全国大会に出場決定していた今NHKアナウンサーとして活躍している部活の先輩向井一弘氏とスパーリングすることになり氏得意のカウンターでぼこぼこにされてしまいやはり殴られるのは痛くて嫌だと思い嫌々練習を始めました。途中で幾度も挫折を味わったりしましたが七戦六勝一敗というそれなりの成績を収める事が出来、北大ボクシング部のコーチで公私にわたっての恩人となった故佐藤隆法氏と出逢う事も出来ました。
 それと論者はボクシングのコツを何故か引退間際に理解しその後お世話になった佐藤コーチへの恩返しとして後輩へ教え佐藤さんと共に北大ボクシング部の強化に携わり部から複数の全国大会出場者を輩出したのは素晴らしい成果だと思います。練習後佐藤さんの御自宅や居酒屋に行って語り合いその時佐藤さんからこの性格診断のヒントとなるアドバイスもいただきました。
 大学院に在籍しながら後輩にボクシングを教えていた当時は今よりも性格のバランスがとれていたかもしれません。
 ここで他者からの僕の評価を掲載していこうと思います。ある優しい同期は僕を心配性だと指摘してくれました。確かに心に常に心配事がわだかまっていて悩みが尽きません。悲しい性格です。道庁に勤める明るいムードメーカーの同期は僕を分析力や構想力に富み情熱を注ぐ対象には類をみない所があるが一方不得意な分野からはとことん逃げ切る。良くも悪くもと評してくれました。確かにこれぞといった対象に対する集中力は自信が在りますが生活力が無い等の弱点もはっきりとしています。大手新聞社に勤める元バンドメンバーの堂々としている聡明な同期は僕を評して『前から思ってるけど、これまで会った中で、一番「天才」に近いと思ってるのは桃だ。いい意味も悪い意味も含めて。』と評してくれました。良きにつけ悪しきにつけというのは僕らしさなんだと思いますが期待と想像に応えられるようになんとか頑張って参りたいと思います。
 総括して思った事としては僕は今まで世界が変わっていると思っていたのですが自分で作った性格診断を行って自分が変わっているという事に改めて気づきました。これは単純ですがいい気づきだったんじゃないだろうかと思います。
 思えばこんな偏った性格だったから今まで女性ときちんとしたお付き合いをする機会にも巡り逢わなかったのでしょうがこれからは自己の性格を把握し人間関係を円滑にこなしていくなかで僕と相性のあった運命に導かれた素晴らしい方との出逢いがあればいいなと思っています。
 相互補完の理論からいいますと僕に相性がいいのは若干分裂気質(痩せ型)寄りの癲癇パラノイアヒステリータイプの女性=簡単に言うなれば平和主義だが勝気でもある体育会系気質の女性となりそうです。
 とまあこんな僕ですが魅力を感じてくださった女性がもしもいらっしゃったら僕はとても奥手な性格なのでお手数ですが女性の方からアプローチしていただけますと幸いです(笑)。


躁鬱分裂パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂神経質パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂神経質ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱分裂神経質パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

癲癇分裂神経質タイプ

性格分布


性格重心

癲癇分裂パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

癲癇分裂ヒステリータイプ

性格分布


性格重心


性格分析
 
 公務員として勤める明るいムードメーカーの大学の同期に性格診断と自己分析を行ってもらった。
 性格の分析数値は躁鬱質ポイント35、癲癇質ポイント50,分裂質ポイント65、判断に困るが癲癇質分裂質性格と分類。
 一方神経質(弱気)10、パラノイア(偏執)20、ヒステリー(強気)65と典型的なヒステリータイプだった。
 自己分析を行っていただいた本人の希望で情報保護の操作を行って掲載する。文末の()内執筆は論者。

 幼少期は、内向的だがいたずら好きな性格だった様子。
 よく一人で本や新聞を読んでいる時間が多い一方で、ブーブー(車型おもちゃ)や自転車で数十q離れた都心部まで行っていることもあった模様。2歳の頃、遠くのガソリンスタンドのお兄さんに家まで送ってもらったことも。団地住まいということもあり、大勢の子どもたちと日没までかくれんぼや缶蹴りなどをして遊んでいた。常に日焼けして真っ黒な幼児期。子供社会の中では、あまり目立つほうではなかった様子。特定の仲の良い友人はおらず、十数人の悪ガキ軍団の末端構成員という感じ。3歳の頃の将来の夢は「内閣総理大臣」。この頃から社会への興味は強かった様子(活発な様子―ヒステリー性格の片鱗がみてとれる。癲癇質性格が環境的に育てられたのだろう)。

 小学生に入り、交際範囲が同じクラスの子供に推移。近くの公園で草野球をして遊んでいた。4年生からサッカーを始め、相変わらず活発だった一方、本好き・新聞好きは相変わらず。小学校高学年から生徒会選挙に出るなど、政治好きも相変わらず。基本的に内向的な部分は変わらないが、クラスの中では勉強ができたほうなのもあり概ね対外的なリーダー(学級委員)という立ち位置。このころはクラスのギャグ帝王と呼ばれ(?)ており、おちゃらけた面もあった(本人は内向的と語っているようだが典型的な外向型ヒステリー性格だといえる。笑いを好む傾向は分裂質性格に顕著である)。

 中学校入学直前、引越を経験し、内向的な性格が強くなった。一方でクラス委員やサッカー部の副キャプテンに指名されるなど、組織のリーダー的役割を担うことは継続。本人としてはあまり好きではなかったのだが。性格と役割とのギャップでよくお腹を下していた。この頃までは勉強を頑張り、高校受験は無事成功。恋愛的には奥手だが、ラッキーはけっこうありました(人生経験を経て極端なヒステリー性格が和らいだのだろう。引き続き部活動で癲癇質性格が醸成された模様)。

 高校生時代は、全く勉強をせず、ギャンブルや飲み会ばかりやっていた。中学生の頃、ガリ勉と見られていたのが嫌だったのだが、その反動。バトミントン部に所属していたが、部自体が幽霊部のためほとんど練習が無かった。麻雀仲間と過ごす時間が増え、家に帰らなかったり補導・停学になったり。大学受験は案の定討ち死に。自身の興味は相変わらず社会派(文系)だが親の跡を継ぐプレッシャーもあり理系で受験したこともあったと思う(いい訳)。受験失敗の瞬間に、「いい子」はやめて自由に生きることを決意。文転して一浪ののち、文学部に入学(放埒な生活はヒステリー性格が原因だろう)。

 大学時代、自由に生きていた一方、人間関係に疲れ、たびたび引きこもって関係を一方的にリセットするなど、対外的には破綻していた。人間関係の疲れから来る失敗をたびたび経験し、人は失敗する生き物だと勝手に悟り、現在に至るまで自分にも他人にも甘い性格を形成。アルバイトは様々なものにチャレンジしていたが、中でも山師仲間と輸入業に嵌まり、商売のおもしろさに目覚める。就職活動では氷河期を甘く見ており出遅れたが、商売をやりたい気持ちが勝りコンビニエンスストアチェーンへの入社を決定(これが大失敗…)。他の企業に入っていればまた違った性格になったんだろな〜。とりあえず、チャレンジ精神はこの頃に涵養されたと思います(自由に自己を開放して生きるのはヒステリー性格の特徴だろう。破綻した生活は分裂質性格に顕著である)。

 社会人初期(コンビニエンスストアチェーン時代)、ここまでブラックな企業だとはつゆ知らず…休日は月1日〜2日、ひどいときには100日連勤、しかも1日18時間勤務など。友人関係も徐々に希薄に。その後、ブラックな内部管理業務に就き、先輩社員を辞めさせる(追い詰める)仕事を続け、やってられない気持ちが高まる。このころ、秘書業務の一環として社の基幹システムの継続可能性調査を実施。根本的に所属する社会(日本)の高い経済成長を前提としていることに突き当たり、政治・経済への興味が復活。この国が30年間ごまかし続けていた問題点(人口減少)へのチャレンジを考えるように。婚約者の泣き落としもあり、見切り発車で退職届を提出。1年ちょっとの無職期間に突入(性格の転機にして円熟期であろう。ヒステリー性格の長所を活かしながら社会人として癲癇質性格を強化し分析などの仕事で分裂質性格の長所を活かしていたのだろう)。
 
 社会人後期(公務員時代)、最初の3年は北海道で社会保障業務に携わり、ありあまるヒマ時間を活用し、同期と政治・経済の各論について常に議論を交わしていた。その中で問題の所在と論点について整理が進み、理論的思考力、保守的性格はこの頃に強くなって来たと思う。タイミングもあり、その後国家公務員の職務に出向。世界最高の頭脳を持つ人々との交流は最高に興奮する経験だった。一方、どれほど優れた頭脳であっても超えられない現実の壁があることに行き当たり、長い苦悩の時代に突入。40近くになり仕事や人間関係など、積み重ねたものからある程度の自信をつけてきたが、やはり超えられない壁に常に壁パンチをしている今日この頃(まさに充実した壮年時代であろう。社会人として引き続き癲癇質性格を育てながら分裂質の特徴である理論的思考力を活かしヒステリー性格を活かして対外的に活躍)。
 
 こんな感じでしょうか〜。
 性格を一言でいうと、思考する大甘な適当人間。
 趣味はスーパー銭湯と古墳散策、猫動画。

論者より
 本人は謙遜しているが彼の人生を沿ってみると癲癇質分裂質ヒステリー性格という自分の性格をしっかり把握し性格によくあった進路就職を行っているようである。コンビニエンスストアチェーンで試練を迎えたようであるが論者からしてみるとそれもいい経験だろう。結婚して奥さんにお子さんに新築の家と素晴らしい人生を歩んでいる。お子さんの成長などで今後も試練の時を迎えるかもしれないが彼ならきっと人生の荒波を渡りきれるだろうと確信している。

癲癇分裂パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

癲癇分裂神経質パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂神経質タイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

性格分析

 性格診断感情(躁鬱質)本能(癲癇質)頭脳(分裂質)のバランスの取れたやや強気な性格の友の性格分析

 大学の同期でバンドのメンバーでギターを行っていた友人に性格診断を行ってもらった所
躁鬱質タイプポイント57
癲癇質タイプポイント53
分裂質タイプポイント60
神経質タイプポイント18
パラノイアタイプ24
ヒステリータイプ49
 で躁鬱質癲癇質分裂質のバランスが取れていてヒステリーの強気勝気が若干強いヒステリータイプと出た。このタイプの人はデータを取り始めて初めてだったのでリサーチをさせてもらった。
 彼は文章に纏わる仕事をしている人間の為彼の文章を尊重して解説などを加筆する他はなるべく手を入れず質問に応えてもらったありのままを掲載する事とする。
 以下より彼の述文。
 気分の抑揚(躁鬱質の特徴)が激しいのと、理論型(理屈っぽいー分裂質の特徴)なのは、先天的。体育会系(癲癇質の特徴)なのは後天的かなと思う。
 理論型(分裂質)の理由として母親が、親戚から「理屈っぽい」とよく言われる人間だった。自分も、小さきときはよく戦争ものの本(三国志とか孫子の兵法とか、第2次大戦関係とか)を好んで読んでた。
 2歳のときに白血病と診断されたのも影響してるかな。
 「なんで自分は生きてて、他の人は死んだのか」という、がきにはなかなかに重いテーマに向き合わざるをえなかった。体もすごい弱く、プールはよく途中で引き上げられたし、冬の体育はだいたいさぼってた。
 気分屋(躁鬱質)が高い理由は抱えがたい「生死の分かれ目」と、運動ができない劣等感から、気分の上下が激しかったのかも。後付けだけど。元からの性分な気もするな。ストUで、うまく相手倒せないときにスーファミのリセットボタンを乱暴に押してて壊したり、コントローラー投げつけて障子破ったりしてた(乱暴などの行為はヒステリーの特徴かー論者より)。
 頭脳型(分裂質)の理由を更に書き加えるとすると体が弱いから頭でっかちになったというのもある気がする。かしこぶらないと、立ち位置がないというか。賢しらぶったやなガキだったな。読書感想文でヒトラーのわが闘争選んだりしてた(ヒトラーはヒステリー性格の典型である。よってしてこれもヒステリーの特徴に思えるー論者より)。
 体育会系的(癲癇質の特徴)という認識はあまりなかったけど、もしかすると社会人になってからその傾向が出てきたのかもしれない。深夜まで夜回り、早朝から朝回りして、不規則に起こる事件に振り回される仕事が長かったから、何となく「貴様らの返事は『サー、イエッサー』だけだ!」「サー、イエッサー!」みたいな感覚になり、わりとそれも嫌いじゃなかったから。体が丈夫だったら、案外子どもの頃からこうだったかも。過酷な現場は、後々までネタになってけっこう楽しいなと思うし。
 体格でいうと、30代までずっとやせ形(分裂質の特徴)。会社入ってから、体重は変わらないんだどたるんできて(躁鬱質の特徴)、30歳からほぼ毎日、腕立てやら腹筋やらをするようになった(癲癇質の特徴)。なので、今はけっこう筋肉あるのよ。そういう意味じゃ、体格と性格って相関あるのかもね。
 ヒステリー(強気、勝気)が強いことに関して。
 自分ではあまり競争意識は強くない方だと思ってる。誰かと比べて自分が、とか、「自分よりあいつの方が評価されてる。許せない」とかってほとんど考えないから。自覚なかったけど、会社に入って、周りみてるとそう思う。
強気を楽観と言い換えられるなら、多少わかる気がする。
 前述の通り、白血病だったことで、自分はたまたま生きてるだけ、という思いが強い。そうすると、ほとんどのことがラッキーなことに思えるのよね。生きてりゃいいじゃん、というか。客観的に見ても、病気になったことで仲がいい弟が生まれたり(おれはそのうち死んじゃうと思ったから生んだんだそうだ)、なりたい記者という仕事に就けたし、先輩のおかげでまあまあ活躍できるようにもなったし、結婚もできて子どもも授かった。ありがたい限り。
 最後に。
 バランスがいい、という話だったけど、自分としては昔より、牙がなくなって、つまらない奴になってしまった気がする。
 前は何にでもかみついたのにな。記者になってしばらく、キース・リチャーズの「やりたいことがやりたいんなら、売れてからいえ」という言葉を金科玉条にしてた。まずはプロとして、与えられた仕事を全力でやることだと。しばらくして、「そういえば、おれ何がしたかったんだっけ」という状態になり、今に至る。典型的なミドルエイジ・クライシスなんだろうけどなあ。
ここまで彼の文章に論者の若干の説明を補完した。
 幼少期の白血病が性格形成に大きな影響を与えているようである。
 社会人になってから鍛えられた体育会系的な部分(癲癇質の特徴)も失ってしまったなにか(これはヒステリー性格であると同時に性格とは異なるなにかかもしれない)もあるけど幸せといえば幸せという感じである。
 ヒステリーを楽観的と言い換える事が出来るという彼の指摘はとても為になった。
 協力本当にありがとう。
 しっかりした人生の伴侶を得て人生の希望を託す子供にも恵まれこれから文章に関わる仕事でより一層の活躍を彼に行ってもらいたいと祈る。

躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアタイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂神経質ヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリータイプ

性格分布


性格重心

躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリータイプの特徴例

 性格診断のデータ収集を開始すると面白い結果が出た。
 理論上は存在するがそれぞれの性格が排他的でありそれぞれの性格を併せ持つという事が例外的であると考えられ実際にはほとんどいないだろうと思われた躁鬱質癲癇質分裂質の三大気質と神経質パラノイアヒステリーの三大性格を併せ持っている性格の人が多かったのである。
 全ての性格気質を併せ持った躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリー性格である。
 自分を含め9人ほどにアンケートを行う事が出来たがその内3人がこの性格だった。
 驚きだったがやりがいを感じた。というのもエニアグラムなどの既存の性格分析ではこのようなそれぞれの性格を併せ持った性格の人を分析対象としていないからである。
 先程も軽く述べたが躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリー性格とは類型となる全性格を併せ持った性格の持ち主のようでどこか一見非常に病的に読めるかもしれないが実際は非常にバランスの取れた性格の持ち主である。アンケートでこの性格と出た人も皆人間が出来ている印象の人が多く実際に社会で活躍していた。
 まあいうなれば全ての性格性質を併せ持っていて弱点のないのが弱点とも言えるような性格であるといえる。
 そうやってデータ収集を行っている最中付き合いの長いお互いの勝手知ったる友人から興味深い躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリー性格のデータを得る事が出来たので記念すべき第一回を彼の性格分析で始めたいと思う。
 彼は国立大学を卒業後サラリーマンを経験した後彼のお父さんの後を継いで会社社長となった。
 彼から性格テストを行っていくと躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリー6項目のそれぞれのポイント結果が40台後半から60台と非常に高いポイントが平均して出て躁鬱癲癇分裂神経質パラノイアヒステリー性格と判断するに至った。
 しかしながらこの性格には性格的才能というものがある気がする。全ての性格の特質を併せ持つというのが稀有なことでありある種の才能のように私には感じられるのである。
 もちろんなにかの性格が優れていてなにかの性格が劣っているということなどない。
 しかしながら全ての性格を併せ持つという事にある種の才能を感じたことは確かである。
 ゆえに詳しく6項目あるそれぞれの性格性質について彼にインタビューすることにした。
 まず躁鬱質だが彼は今じゃっかんぽっちゃりしていて体型的に躁鬱質に当てはまり性格も善良で仕事のストレスなどで鬱になり心療内科などのお世話になったこともあるらしい。典型的な躁鬱質である。それに以前君は人の気持ちがわからないから映画をたくさんみるようにアドバイスを受け1500本の映画を見て情緒を養ったそうである。
 癲癇質だが後述するが彼は会社を率いている体育会系的な立場でありその事によって彼の癲癇質の性質を自然と鍛え上げたのであろう。彼はこの癲癇質の性格は先天的な性格というよりも仕事によって後天的に身につけた性格性質だと語っている。
 分裂質だが仕事などで彼は自分を演じる傾向があるらしい。本当の自分をみせたくなかったという。そして自分で自分を遠くから見るような感覚があるらしい。これは分裂質の特徴である。
 続いて彼の神経質の特徴であるが母親の癇癪で自我を潰されてきたから、伝えたいことを人に表すことができず、母親の良いと思った優等生に自分がなろうとしたのだがそんな自分に疲れ果て地方の国立大学を志願したそうである。ちなみに親御さんが高圧的であったりすると子供は神経質の傾向が出るようになりやすい。しかしながら以前はお母さんにコンプレックスを持っていたが今では感謝しているとの事である。安心した。
 パラノイア性質であるが彼は大学時代『トルネコの大冒険』や『テトリス』というゲームにはまっていて驚くほどすさまじい結果を出していた。一つの事に狂信的と言っていいほどにはまり込むのはパラノイアの典型性質であり悪く出るとストーカーなどになってしまうがよく出ると1つの事に執念深く取り組み結果を残す事が出来る。またネットで宗教の教祖を演じてサイトを作ったりして遊んでいたりした。自らを大人物と思い込む傾向はパラノイアの典型であるといえる。
 ヒステリー性格の特徴は彼が非常に調子にのりやすい性格であった事や優等生を演じていた事などから推し量る事が出来る。これはヒステリー性格の特徴である。学生時代の彼は非常に面白く冗談好きの明るい面を持ち合わせていた。更に彼は自分のバンドを結成して楽曲を作っていたりホームページで独自の活動を行ったりしていた。自分が認められる事への強い渇望が存在したのだと彼は語った。
 ちなみに彼に全ての性格の特質を併せ持つ理由について聞いてみると遺伝的なものもあるがそれよりも環境的要因が大きく経営者になって養われたと答えた。「経営者、特に社長は責任が求められる だからフラットにならざるを得ない」またこうも答えた。「経営は人格形成の場だと思う」と。
 彼が完全な人間だというわけじゃない。彼だって心に傷を抱えたりしている。しかしながら会社組織の経営者としての経験が彼の均整の取れた性格を生み出しているのは確かなようである。
 今彼は社長として会社という組織を率いて事業に邁進している。リスクを承知で冒険しているのがたまらない刺激なのだという。どうやら彼はビジネスという冒険を楽しんでいるようである。彼の活躍を祈る。


気質と知性

 体型は気質に影響を及ぼし、気質は性格を構成するファクターとなるだけでなく、知性の性質と深く関連する。

○躁鬱質=文系頭脳

 躁鬱質は愉快な時期(躁)と憂鬱な時期(鬱)が交互に訪れるのが特徴だが、知性表現の形でも自らのその抑揚を反映するためその表現を受け取る人の『心を振るわせる』、『魂を揺さぶる』といった能力に長けている。ゆえに躁鬱質の人々は概して音楽家や作家などの優れた芸術家となり得る(いわゆる文系頭脳)。更に対人関係における親和性の通り他者の考えを受け入れ、それを連想し統合させる作業を得意としており、既存の理論や考え方を組み合わせて新たなる分野を開拓することがある。

○分裂質=理系頭脳

 分裂質は感情や本能ではなく思考によって人とのコミュニケーションを行うのが特徴だが、あらゆるシチュエーションにおいて客観的であろうとするその態度は知性においても同様に発揮され、数学計算、観察や分析などに長けており理系分野における優秀な人材を輩出している(いわゆる理系頭脳)。更に現代人の私たちに必須のツールとなっているパソコンのプログラミングにおける思考形式は分裂気質の思考形式そのものと言ってもいいほどで優れたプログラマーに分裂気質の人々が多い傾向がある。

○癲癇質=偏差値頭脳

 癲癇質は躁鬱質の感情が生み出す芸術性や連想型知性、分裂質の客観性が生み出す計算・観察・分析能力や理性論理構築能力を持ち合わせてはいないが粘り強さ、すなわち継続性という長所があり、それが知性にも発揮されるため一定の思考作業の方式さえ整っていればそこで最も高い成果を挙げることができる。ゆえに決められた問題の中で高い得点を競う試験や偏差値はまさに癲癇質のためにあるような形式である(いわゆる偏差値頭脳)。更に集団に調和する気質であるので得てして企業や政治・公務における優秀な組織人となる。

気質と価値観

気質と価値観は相関性があり、その価値観は気質によって大きく異なる。

○躁鬱質=人との関係
 躁鬱質の人々にとって最も重要なのは人との関係性である。自身の所属するコミュニティに親和性や尊敬、愛情を感じる人々がいるなら利害関係や待遇にとらわれずその人物やその人物のコミュニティに奉仕する傾向があるが、逆にコミュニティに所属する人々との関係が悪化したり尊敬や愛情を失ってしまった場合、給与や待遇に恵まれ自身の望む作業に没頭できているにも関わらずコミュニティを去ってしまうこともある。

○分裂質=自身の思考との関係
 分裂質の人々にとって最も重要なのは自身の思考との関係性である。自身に興味のある作業に没頭出来るのなら彼らは周囲の人々との関係性やコミュニティにおける自らの地位や給与、果てはコミュニティの善悪にすらこだわることもなく自身の追求する作業に没頭することが出来るが、逆にその作業を行うことが出来なくなってしまうと人間関係や給与に関わらずコミュニティを移ってしまうこともある。

○癲癇質=コミュニティとの関係
 癲癇質の人々にとって最も重要なのはコミュニティとの関係性である。彼らにとって大事なのは自らのコミュニティにおいて満足の行く地位につき、所属するコミュニティを守り発展させ、そのコミュニティから守られ給与や待遇の恩恵を受けるという相互関係である。ゆえに彼らはコミュニティとの相互恩恵さえ整っていれば人間関係や自身の興味にとらわれずコミュニティに奉仕するが相互恩恵が失われると人間関係に恵まれ興味ある作業を行えていたとしてもコミュニティを変えてしまうこともある。

同属嫌悪を回避する

 躁鬱質・癲癇質・分裂質×神経質・パラノイア・ヒステリーのベクトル座標分類からすると性格が重複しているケースが生じることになる。
 ちなみに性格が重複しているということはお互いの気心が知れて能率的であるようであるが、実は協力作業においては妨げとなることが多い。というのも両者にとって順調なときはいいのだが、何か上手くいかないことが発生した際にどちらもその事態に対応できなくなってしまう不安定なチームになってしまうからである。
 これが異なる性格同士であるならどちらかにとって危機の状態でも、もう一人にとってするとどうということのないささいな問題であるといったような相互補完が行えるのでチームが安定し、調子のいいときは異なる性格の利点が活かされ、それが相乗効果となってより大きな成果を得ることが出来る。
 更に性格が異なっていると価値観や好みが異なるので協力関係を築きやすいが、性格が重複してしまっていると価値観や好みまで重複してしまうので何かと競争関係になりやすい傾向があり、このような事態を一般に同属嫌悪という(ただし分野が重複せず、いわゆる棲み分けの出来ている状態であると逆に性格が似通った人物に+の感情を抱くようになる。例えるなら私たちが映画で自分と似通った性格を演じる俳優に感情移入し好感を持つようにである)。
 異なる性格同士であるなら1+1に相乗効果や補完効果が加わり3にも4にもなるチームワークが同じ性格同士だと機能不全に陥り1+1が1.5や1になってしまうのである。
 このような同属嫌悪による協力関係の機能不全を回避する為にも、教育者や指導者、職場における上司や人事といった人を管理する責務にある人は各人の性格を十分に把握し、機能するチーム作りを心がなければいけない(機能するチーム作りのコツについては後に述べる)。
 だが、社会生活においてはどうしても性格が似通った人々が頻繁にコミュニケーションを行ったり協力関係を築かなければならなくなる場面も出てくるだろう。そういう時は例えば躁鬱質同士の組み合わせであれば保守と組織型の傾向があり一般に丁寧で義理堅い癲癇質の性質や感情を交えない思考型の分裂質の性質を、パラノイア性格同士であればより注意深く繊細な神経質やよりアグレッシブで活発なヒステリーの性質を取り入れることによって相手との差異化を図ることが出来るようになり、円滑なコミュニケーションを行うことが可能になる。
 性格が重複する人との協力作業の際には異なる気質性格を意識しその性格を取り入れることによってコミュニケーションが円滑化するのである。

人と性格をあわせるコツ

 異なる性格同士の組み合わせは互いの弱点を補い合う相互補完と異なる利点を活かしあえる相乗効果によってより大きな成果を得ることが出来るが、しかしながら性格が異なるということは考え方や価値観が全く異なるということなので意思疎通における相互不理解が生じやすく、意思統一が行われなければ相互補完や相乗効果を活かすことが出来なくなってしまう。そこで性格が異なる人々との意思伝達における肝諦(自身と同じ性格の人との協力の際は『同属嫌悪を回避する』を参照)を記述する。

○躁鬱質と性格をあわせるコツ
 躁鬱質の人々は感情に価値を感じており、癲癇質のようなコミュニティの利害を自分の利害と一致させるような考え方や分裂質の感情を交えない理論的思考には反発のみならず、自分が存在しない、機械のようだと軽蔑さえする傾向がある。なので、躁鬱質の人々とコミュニケーションを行う際には私はこういう風に感じている、こういう風に思うと言う風にまず自身の感情を伝え、その上で癲癇質の人はこうすると所属する組織にとっても+になる、分裂質の人はこうすると理に適っているいう風にコミュニケーションを行うといい。一方躁鬱質の方から感情を重視した意思伝達を行った際にはまず、その感情に対して感情での応答を示してから癲癇質、分裂質の思考方式を伝えるといい。ところで感情に流されやすい彼らは気分によって言うことを頻繁に変える傾向があるので包括した最終意志を集約する努力が必要である。さらに彼らは好嫌感情によって人間の価値を量る傾向があるのでその基準を絶対評価にせず彼ら個人の人物評程度に留めておくのが無難である。されとて躁鬱質の人は元来フレンドリーであるので自身の内心を隠さず感情を吐露した相手には共感・同情し、スムースな意志共有が可能となる。因にその性質から好調不調に振幅の存在する躁鬱質性格者はルーティンワークが苦手な傾向があるのでフレキシブルな環境を手配する心遣いによって真の実力を発揮する。

○癲癇質と性格をあわせるコツ
 癲癇質の人々はコミュニティと自身の関係、相互恩恵を重視し、そのコミュニティにとって忠実であろうとするので、コミュニティよりも自身の感情や対人関係を優先する躁鬱質やコミュニティよりも自身の思考や興味を優先する分裂質を理解できないばかりか組織の和を破壊する危険人物と考える傾向がある。そこで、癲癇質の人々と意思伝達を行う際にはまず自身が組織に対して満足している、組織に忠実であるという意志を伝え、それから躁鬱質の人は私はこういう風に思っていてコミュニティの人々も私のように感じている、分裂質の人々はこうした方がより論理的でありそれが組織にとっても+になるという風に意志を伝えるといい。一方癲癇質の人々が組織を重視した意思伝達を行った際にはまず癲癇質その人の立場や彼の所属している組織を尊重し、それから躁鬱質、分裂質の思考方式を伝えるといい。因に彼らは縄張り意識が強くコミュニティや地位に固執するあまり融通のきかない意志決断をする傾向があるので注意が必要である。とはいえ癲癇質の人は自身や自身の所属するコミュニティーさえ保証されるなら、度量があるのであなたの感情や思考も広い心で承諾するのである。

○分裂質と性格をあわせるコツ
 分裂質の人々は自身の思考、そして自身の客観的な態度を重視するので躁鬱質のような感情性格や癲癇質のような所属するコミュニティとの関係を重視した思考方式に対して何も考えていない、頭が悪いと軽蔑する傾向がある。なので、分裂質の人々とコミュニケーションを行う際には理に適った意思伝達を行い、それから躁鬱質の人はこういう理由でこういう風に感じている、癲癇質のこういう理由で組織にとっても有意である、と伝えるといい。一方分裂質の人々が客観性を重視した感情を交えない意思伝達を行った際にはその論理的な思考方式を理解し、論理的な応答をしてから躁鬱質であるなら自身の感情、癲癇質であるなら自身とコミュニティとの関係の重要性をアナウンスするといいだろう。かつ分裂質の精神状態が悪化すると何かにつけて人々の頭の悪さを軽蔑する傾向があるが断乎として周囲の役に立たない感謝のされない知識で自慢しているだけだと周囲からも頭の悪さを軽蔑されると戒諭しよう。それと彼らは矛盾した情報通知を行い善悪の概念に乏しい傾向があるので統合した意志集約と論理ある紀律論述を行う努力が必要となる。彼らは理論に適ってさえいるならモラルを受諾することが出来る。彼らは概して知識を常に求めているので感情や共同社会が人間の行為における重要なファクターだと知るなら、思考方式以外での意思伝達にも興味を示し価値ある情報として認識するのである。

○神経質と性格をあわせるコツ
 神経質の人々は概して強権を振るう家族への恐怖や過度の父母の期待の重荷、家族の理解を得られなかった悲しい思い出を持っていて、社会生活でも周囲から圧力を感じやすく何かと恐怖心に苦しみ自己矮小感に苛まれやすいので、彼らに重圧を与えたり恐怖心をあおったり誇りを傷つけたりする言動は禁忌であり、なるべく彼らからプレッシャーや恐怖心を取り除き彼らの傷つきやすい自尊心を維持してあげるのが望ましい。神経質の人々は自己評価が低いのでそのような行為に感謝をしても横柄になったりしない。周囲と調和した際、彼らの不完全な点を把握してそれを補い細部まで完成させより安全に遂行する繊細さが活かされ周囲に貢献することになるだろう。

○パラノイアと性格をあわせるコツ
 パラノイアの人々は子供の頃家族と調和した平穏な暮らしを送ったり、過度の干渉をうっとうしく感じていたりあるいは逆にあまり構われず空気のようにして過ごした思い出を持っていて社会生活でも周囲と和し中立の観察者となり集団に溶け込んで暮らしていこうとする。彼らに関わる人々は集団の一員としての彼らを重んずると同時に彼らが個性を発揮できるよう忠告してあげるといい。彼らは集団と同調して集団のアイデンティティを自己のアイデンティティとし、自身の存在を喪失し周囲に流されやすい傾向があるからである。ミクロ集団での正義がマクロ集団からすると不義であることはよくあることであり、パラノイア性質はそのような過失の当事者となりやすいのだ。つまり何かに集中し持続する素質があるがその対象を取捨選択する能力がないので常に彼らの進路を教導する努力が必要となるということである(個人への反復性のある攻撃行動は悪化したパラノイア性格の行為象徴と言える)。彼らが意義の有る仕事等の然るべき対象でミクロ集団の利害に惑わされないマクロ集団に通じる個性を発揮できるようになった時、周囲と調和する能力と集中力持続力が 活かされ集団を平和と秩序へ導くだろう。

○ヒステリーと性格をあわせるコツ
 ヒステリーの人々は神経質の人々とは正反対に幼少から頼りない家族を保護する為に力を誇示したり親の期待に応えて評価を得たり、幸せな家族生活を送った思い出を持っているので社会生活でも周囲の人々を守り彼らの期待に応えて邁進し楽しく人々と関わろうとする。彼らに関わる人々はそのような彼らのポジティブな性質を評価し続けると同時に細部に不完全な部分がないか、そして彼らに行き過ぎがないか常にチェックしそういう傾向があるときは穏やかに諭してあげるといい。ヒステリー性格の人々は過度に外界に干渉し、その結果として自らの足下が留守になる状態になってしまったり社会性を逸脱してしまったりすることがあるからである。周囲と調和した際、彼らの外界に働きかける積極性が何かを成し遂げる際の強力な推進力となるだろう。
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